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ノイエ・マイスター絵画館

ドレスデン / ドイツ

ノイエ・マイスター絵画館(ノイエ・マイスターかいがかん、独: Galerie Neue Meister)はドイツのドレスデン、アルベルティヌム美術館 内にある美術館。ドレスデン美術館を構成する12の美術館の一つで、ザクセン州が管理している。日本では、同じくドレスデン美術館を構成する美術館の一つアルテ・マイスター絵画館が「古典美術館」といわれるのに対して「新美術館」といわれることがある。その名前が示すとおり、19世紀から現代までの近現代絵画が2,500点以上所蔵されている。 ノイエ・マイスター絵画館には多くの著名な画家の作品が所蔵されており、ドイツ人画家では、ロマン主義のカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ、アドリアン・ルートヴィヒ・リヒター 、印象派のロヴィス・コリント 、マックス・スレーフォークト 、表現主義/新即物主義のエミール・ノルデ、ノルデも参加していた芸術家集団ブリュッケのメンバー、オットー・ディクスらが挙げられる。その他にもマックス・ベックマン、ポール・ゴーギャン、エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー、パウル・クレー、パウラ・モーダーゾーン=ベッカー、クロード・モネ、エドヴァルド・ムンクらの作品が所蔵されている。特にゲオルク・バーゼリッツ 、A.R.ペンク 、ゲルハルト・リヒターという、東ドイツ時代のザクセン出身で世界的に有名になった現代画家には、専用の展示室が設けられている。現代でもっとも著名な芸術家であるネオ・ラウフ 、リュック・タイマンス の作品もコレクションの一部である。 また、ノイエ・マイスター絵画館には絵画のみならず同年代の彫刻も多数所蔵されている。