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ピナコテーク・デア・モデルネ

ミュンヘン / ドイツ

ピナコテーク・デア・モデルネ は、ドイツのミュンヘンにある、20世紀から21世紀の現代美術・グラフィックアート・建築・デザインを展示する美術館である。近現代美術の展示館としては、ヨーロッパ最大規模を誇る。日本語による表記は統一されておらず、「モダン・ピナコテーク」などと表記する場合もある。 「ピナコテーク」はギリシア語に由来し「絵画館」を意味する。ミュンヘンには、バイエルン王家のコレクションを展示するアルテ・ピナコテーク(旧絵画館、古典巨匠から18世紀までの絵画)、19世紀に当時の「現代美術」を展示するために建てられたノイエ・ピナコテーク(新絵画館、18世紀から19世紀の絵画を展示)がすでに存在していた。ピナコテーク・デア・モデルネはこれらに続く第3のピナコテークとして、2002年に開館した。これら3つのピナコテークは、古代美術博物館、グリュプトテーク(彫刻館)、レンバッハハウス美術館などのある地区とルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンのほぼ中間に位置しており、全体で一大文化地区を形成している。

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