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フィレンツェ / イタリア

フィレンツェ(イタリア語: Firenze [fiˈrɛntse] )は、イタリア共和国中部にある都市で、その周辺地域を含む人口約38万人の基礎自治体(コムーネ)。トスカーナ州の州都、フィレンツェ県の県都である。英名由来のフローレンスで呼ばれることもある。 中世には毛織物業と金融業で栄え、フィレンツェ共和国としてトスカーナの大部分を支配した。メディチ家による統治の下、15世紀のフィレンツェはルネサンスの文化的な中心地となった。 市街中心部は「フィレンツェ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されている。1986年には欧州文化首都に選ばれた。

ウフィツィ美術館

フィレンツェ / イタリア

ウッフィーツィ美術館(ウッフィーツィびじゅつかん、伊: Galleria degli Uffizi)は、イタリアのフィレンツェにあるルネサンス絵画で有名な美術館である。1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つである。またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものである。1982年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されている。 メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫である。展示物は2,500点にのぼり、古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラッファエッロらイタリアルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されている。

ピッティ宮殿

フィレンツェ / イタリア

ピッティ宮殿(ピッティきゅうでん、伊:Palazzo Pitti)は、イタリアのフィレンツェにあるルネサンス様式の広大な宮殿。トスカーナ大公の宮殿として使用された。アルノ川の西岸に位置し、ウフィッツィ美術館とはヴァザーリの回廊を通じて結ばれている。 1587年にフェルディナンド1世が即位して以降、ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世によってイタリア国民に移譲されるまで、トスカーナにおける宮廷としての役割を果たし続けた。約400年に渡り、メディチ家を中心として収集された絵画や宝飾品のコレクションは膨大な数にのぼる。現在この建物は、内蔵する美術品とともに美術館として一般に開放されている。

バルジェロ美術館

フィレンツェ / イタリア

バルジェロ美術館(Museo Nazionale del Bargello)はイタリアのフィレンツェにある美術館。かつてはバルジェロ宮殿 あるいはポポロ宮殿 とも呼ばれ、兵舎と監獄として使われていた。単にバルジェロといえば、一般にこの建物を指す。

Museo dell'Opera del Duomo (Florence)

フィレンツェ / イタリア

The Museo dell'Opera del Duomo in Florence, Italy is a museum containing many of the original works of art created for the Cattedrale di Santa Maria del Fiore, the cathedral of Florence. As of August 2013, the director of the museum is Fr. Timothy Verdon, an American.The museum is located just east of the Duomo, near its apse. It opened in 1891, and now houses what has been called "one of the world's most important collections of sculpture."

サン・マルコ美術館

フィレンツェ / イタリア

イタリアのフィレンツェのサン・マルコ広場に位置するサン・マルコ国立美術館(サンマルコこくりつびじゅつかん)は、元来ドメニコ会修道院であり、その一部を美術館として公開し、修道院に所縁の深い美術品を展示している。 サン・マルコ美術館は、建築家ミケロッツォの傑作であり、フィレンツェの最も重要な建築物の一つに数えられる。館内には、修道士として当修道院に居住した画家フラ・アンジェリコが残した最も重要な板絵およびフレスコ画が保管されている。フラ・アンジェリコの他にもフラ・バルトロメオ、ドメニコ・ギルランダイオ、アレッソ・バルドヴィネッティ、ヤコポ・ヴィニャーリ、ベルナルディーノ・ポッチェッティ、ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ等の画家の作品を見学することができる。さらに、フィレンツェが首都となった一時期(1865年-1871年)に再開発と称して取り壊された建物の遺構も保管されている。 サン・マルコ修道院は2014年までドメニコ会の本拠地であったため、修道士たちは建物西翼に居住していたが、2014年以降に同じくドメニコ会であるサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院へと移った。

ヴェッキオ宮殿

フィレンツェ / イタリア

ヴェッキオ宮殿(ヴェッキオきゅうでん、伊: Palazzo Vecchio、パラッツォ・ヴェッキオ)は、イタリアのフィレンツェにある宮殿。シニョリーア広場に面している。 1299年から1314年にかけてアルノルフォ・ディ・カンビオによって建設され、初めは、フィレンツェ共和国の政庁舎として使われ、一時、メディチ家もピッティ宮殿へ移るまでここを住居としていた。1550年から1565年の間に、ジョルジョ・ヴァザーリによって部分的に改築された。現在でも、フィレンツェ市庁舎として使われている。内部は、「フランチェスコ1世の仕事部屋」「500人大広間」「レオ10世の間」「ゆりの間」などの部屋に分かれている。 2007年5月、イタリア文化庁は、レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の壁画「アンギアーリの戦い」が500人大広間にあるヴァザーリの壁画の裏側に隠されていると発表した。

サン・ジョヴァンニ洗礼堂

フィレンツェ / イタリア

サン・ジョヴァンニ洗礼堂 は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂付属の洗礼堂。大聖堂の正面玄関に向き合って立っている八角形の建築物で、ロマネスク様式の最も重要な集中形式の教会建築のひとつである。アーヘンの宮廷礼拝堂を想起させるが、祭室と壁内通路以外には付室を持たない非常に単純な形式の八角堂である。

サンタ・クローチェ聖堂 (フィレンツェ)

フィレンツェ / イタリア

サンタ・クローチェ聖堂は、フィレンツェにあるコンベツァル聖フランシスコ会の最も重要な教会のうちの一つであり、イタリアにおける代表的なゴシック建築の一例である。サンタ・クローチェ広場にあり、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂からは南東800mのところに位置する。元々は市の城壁の外側にある湿地帯だった。この聖堂は、ミケランジェロ、ガリレオ、マキャヴェッリ、ジョヴァンニ・ジェンティーレ、ロッシーニといった有名なイタリア人たちの埋葬場所でもあり、そのことから「«pantheon» delle glorie italiane(イタリアの栄光のパンテオン)」として知られている。

San Marco, Florence

フィレンツェ / イタリア

San Marco is a religious complex in Florence, Italy. It comprises a church and a convent. The convent, which is now the Museo Nazionale di San Marco, has three claims to fame. During the 15th century it was home to two famous Dominicans, the painter Fra Angelico and the preacher Girolamo Savonarola. Also housed at the convent is a famous collection of manuscripts in a library built by Michelozzo.