マラガ / スペイン
マラガ(スペイン語: Málaga: スペイン語: [ˈmalaɣa])は、スペイン南部のアンダルシア州に属するマラガ県の県都である。地中海岸のリゾート地であるコスタ・デル・ソルの中心に当たる。 世界有数の歴史を持つ都市であり、紀元前770年頃にフェニキア人によって建設されたマラカにさかのぼる。紀元前6世紀からはカルタゴの支配下にあり、紀元前218年からはマラカとして古代ローマの支配下にあった。ローマ帝国が崩壊し、西ゴート王国の支配が終焉すると、約800年間はイスラーム勢力の支配下にあった。1487年にはカスティーリャ王国のレコンキスタによってキリスト教勢力の支配下に戻った。フラメンコの様式であるマラゲーニャはマラガで産み出された。2016年には欧州文化首都の候補となった。