ザンクト・ガレン / スイス
ザンクト・ガレン(標準独: Sankt Gallen、アレマン語:Sanggale、仏: Saint-Gall、伊: San Gallo)は、スイスのザンクト・ガレン州にある基礎自治体 で同州の州都。16万人の都市圏人口を抱えるスイス東部の中心都市である。 スイス北東部、アッペンツェル・アルプスとボーデン湖の間の谷に位置する。標高は700メートルほどで、スイスで最も標高が高い都市のひとつであり、冬にはかなりの積雪量がある。 612年頃にアイルランドの修道士である聖ガルスがシュタインナッハ川の川岸に建てた小屋に起源を持つ。聖ガルスの死から1世紀経った719年に、聖オトマールはその小屋を修道院へと改め、街と修道院を聖ガルスにちなんで「ザンクト・ガレン」と名付けた。1803年ナポレオンによりザンクト・ガレン州が制定され同名の都市、ザンクト・ガレンがその州都となる。ザンクト・ガレン修道院は1983年にユネスコの世界遺産へ登録されている。 ザンクト・ガレンをホームとするプロサッカークラブに、FCザンクト・ガレンがある。