キエフ / ウクライナ
キエフ(ウクライナ語: Київ [ˈkɪjiu̯] キーイウ、ロシア語: Киев [ˈkʲiɪf] キーイフ)は、ウクライナの首都。他の州とともにウクライナを構成する特別市である。 ドニプロ川の中流に位置する。同国最大の都市で、政治・経済・社会・学術・交通の中心地である。5世紀後半に建設されたポリャーネ族の集落から発展した。中世にはキエフ・ルーシの都であったが、近世にはコサックのキエフ連隊の中心となった。20世紀中にウクライナ人民共和国、ウクライナ国とウクライナ・ソビエト社会主義共和国の首都であり続けた。キエフ市内の人口はおよそ287万人であるが、キエフ首都圏の人口はおよそ400万人となっている。東ヨーロッパにおける最古の都市で、キリスト教の聖地の一つである。都内にある聖ソフィア大聖堂とキエフ洞窟大修道院は世界遺産に登録されている。