オデッサ / ウクライナ
オデッサ(ウクライナ語: Одеса [oˈdɛsɐ] (オデーサ、オデサ)、ロシア語: Одесса [ɐˈdʲesə]アジェーサ)は、ウクライナ南部、ドニエストル河口から北に約30km、黒海に面した港湾都市である。オデッサ州の州庁所在地で、首都キエフから約443km南に位置する。2015年現在の人口は約101万人、ウクライナで3番目に大きな都市となっている。面積は約160km2。 オデッサはウクライナ最大の港湾を備え、ウクライナを代表する工業都市、リゾート地としても知られている。 ロシア帝国時代には黒海に面する港湾都市であるオデッサはロシア帝国と外国の経済・文化の交流の拠点となっていた。20世紀のオデッサ出身の作家スラーヴィンはオデッサの人間の気質について「何かを理解するためにはどんなものでも手でじかに触り、歯で噛んでみなければ気のすまない」と説明している。