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東洋アフリカ研究学院

ロンドン / イギリス

東洋アフリカ研究学院(通称ソアス、SOAS )は、ロンドン市中心部ラッセル・スクウェアに本部を持つロンドン大学に所属する名門大学の1つ。英国では唯一の地域研究に特化した教育・研究機関である。ただしロンドン大学を構成する他の教育・研究機関同様、個別の大学として扱われる場合が多い。長らくロンドン大学連合に共通の学位を授与してきたが、2016/17年度の百周年を機に以前から保持していた独自の学位を授与する権利を行使するようになった。また、SOASはイギリスの大学連合1994グループに加盟していたが、同グループは2013年に解体した。 歴史的にSOASは大英帝国の植民地に派遣する行政官を育成する学校であった。そのため現在でもSOASは、 アジア、アフリカおよび中近東の地域を研究対象とする世界最大の研究機関となっている。また、SOASは研究対象の地域から多数の留学生や研究者を受け入れており、結果として100以上の国と地域から留学生が集まり、正規課程の学生40%以上が留学生という国際色豊かな大学としても知られている。 そして、その国際性の豊かさから、特に開発学が有名で、多くの国際機関・政府系機関・NGO関係者を輩出している。

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