ボドリアン図書館
オックスフォード / イギリス
ボドリアン図書館 はオックスフォード大学の図書検索機関である。図書館の名前はイギリスの外交官兼学者で、図書館成立に大きく貢献したトーマス・ボドリーに由来する。 ヨーロッパでも有数の伝統を誇る図書館で、イギリスでは大英図書館に次ぐ規模の図書館である。オックスフォード大学の学者の間では「ボドリー 」もしくは単に「ボド 」として知られている。イギリスの出版物に関する「2003年法定納本図書館法案」の下に定められたイギリスに6つある法定納本図書館のひとつであり、アイルランドの法律のもとアイルランドのあらゆる出版物を複製する権利を所有している。大学の構成員はラドクリフ科学図書館のような独立した図書館から本を借りることができるが、ボドリアンは原理的には図書を参照する場所として機能しており、通常書物は閲覧室から除去されている。 すべてのオックスフォード大学のカレッジが独自の図書館を所有しており、その中の幾つかはボドリアン図書館が建設される前に建設された。歴史的に、大学の図書館はボドリアン図書館から独立している。しかし、近年はボドリアン図書館の傘下に入った以前の「オックスフォード大学図書館サービス のように、ある目的のため合併する例も見られるようになっている。このような合併の有名な例はオックスフォード図書館情報システム とボドリアングループの全ての図書館の電子カタログを提供していた「SOLO」 が合併してできた図書館統合システムであろう。
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