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ラニーミード / イギリス

サリー は、イングランドの南東部に位置するカウンティで、ロンドン近郊のホーム・カウンティの一つ。サリー州(the county of Surrey, Surrey county)とも呼ばれる。グレーター・ロンドン、ケント、イースト・サセックス、ウェスト・サセックス、ハンプシャー、バークシャーに隣接する。 歴史的なカウンティ・タウンはギルフォードである。サリー州議会はキングストン・アポン・テムズにあるが、当地は1965年にグレーター・ロンドンの一部となった。1889年まではランベス、ウォンズワース、サザークのロンドン特別区の区域はサリーの一部とされていた。その後、1965年にグレーターロンドンが現在の区画に定まるまでは、さらにクロイドン、キングストン、マートン、サットン、バーネス、リッチモンドの区域もサリーの一部だった。 マグナ・カルタで知られるラニーミード、ジョナサン・スウィフトのパトロンであったウィリアム・テンプルが造り上げた庭園ムア・パーク(英語版)などがある。 サリーはロンドンへの通勤圏で、「豊かで中流の人の住む場所」というイメージを抱く人が多い。たとえば、『ハリー・ポッター』の主人公の家はサリーの瀟洒な住宅街にあるという設定になっている。 南隣のウェスト・サセックスとの境界線上に立教英国学院がある。

ロイヤル・ホロウェイ

ラニーミード / イギリス

ロイヤルホロウェイ(Royal Holloway, University of London)は、ロンドン大学群を構成するカレッジ(学校)の1つ。キャンパスはロンドン近郊のサリー州エガム(Egham)にある。1879年に起業家であり慈善活動家のトーマス・ホロウェイによって創立され、1886年にヴィクトリア女王によって正式に開学された。大学名が「Royal」を冠しているのはそのためである。1990年にLSEと共にロンドン大学のカレッジに加盟した。 ロイヤルホロウェイは小規模のカレッジではあるが、世界130カ国から約8000人以上の学生が集まり学んでいる。美しい校舎と学際教育が特徴であり、世界各国から優秀な生徒を数多く集め、多くの高等機関において極めて高い評価を得ている名門国立大学である。 ロンドン大学全体で、これまでに80人以上のノーベル賞受賞者と60人以上の各国元首・大統領・首相を輩出している。 多くの英国貴族が卒業している。またロンドン大学グループ内で最もスポーツが盛んな学校と言われている。2016年QS世界ランキングにて舞台芸術部門で世界14位に位置つけられた。これはハーバード大学やケンブリッジ大学も上回っている。2016年タイムズ紙世界ランキングでは人文科学の分野で世界59位、物理科学で81位、自然科学で89位に位置づけられた。2011年タイムズ紙世界ランキングで88位、2015年QS世界ランキングでは231位に位置づけられた。タイムズ紙の評価項目の一つであるInternational Outlookでは、2014年英国国内で第一位である。2016年会計学の世界大学ランキングで世界1位に選ばれた。ダン・ブラウン著作の大ベストセラーダ・ヴィンチ・コードの登場人物フランス司法警察暗号解読官ソフィー・ヌヴーの母校でもある。