ニューヘイブン (コネチカット州) / アメリカ合衆国
ニューヘイブン(英: New Haven、英語発音: [ˌnjuː ˈheivən] ヌー・ヘイヴァン)は、アメリカ合衆国コネチカット州南部に位置する都市。人口は129,779人(2010年国勢調査)で、ブリッジポートに次ぐ州第2の都市である。ニューヘイブン郡1郡からなる都市圏は862,477人(2010年国勢調査)の人口を抱える。 ニューヘイブンはイェール大学がキャンパスを構える学術都市としてつとに有名である。また、市内にニレ(エルム)の木が多く立っていることから、The Elm City(エルムの街)という別名を持っている。このニレをはじめとした緑の多い、全米最初の計画都市のひとつとしても知られている。 ニューヘイブンは大統領ゆかりの街でもある。ジョージ・ウォーカー・ブッシュは父ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュがイェール大学在学中にこのニューヘイブンで生まれた。ビル・クリントンは、イェール大学のロー・スクール在学中にヒラリー・クリントンと出会い、このニューヘイブンで暮らした。 変わったところでは、ニューヘイブンはイタリア系移民が多く住んでいたことから、アメリカ合衆国におけるピザ発祥の地のひとつとしても知られる(Frank Pepeが有名)。また、イェール大学の学生がFrisbeeという社名の入ったパイ皿を逆さにして投げて遊んでいたことがフライングディスク(フリスビー)の原型となったことから、フリスビー社が本社を構えていたブリッジポートとともに、フライングディスク発祥の地とも呼ばれている。