ウォルサム (マサチューセッツ州) / アメリカ合衆国
ウォルサム(英: Waltham)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の中央部、ミドルセックス郡の南東部に位置する都市である。ボストン中心街から北西に11マイル にある。2010年の国勢調査では人口60,636 人だった。ウォルサムは労働運動初期の中心となり、アメリカの産業革命に大いに貢献した。ボストン・マニュファクチャリング・カンパニーの発祥地であり、19世紀の工業都市計画のプロトタイプであり、労働と生産に関するウォルサム・ローウェル体系と呼ばれるものを生み出した。現在は研究と高等教育の中心でもあり、市内にはブランダイス大学やベントレー大学がある。 ウォルサムには時計産業との関わりが強かったので、通常「時計の都市」と呼ばれている。1854年ウォルサム・ウォッチ・カンパニーが市内に工場を開設し、組み立てラインで時計を作った最初の会社になった。1876年にフィラデルフィアで開催された独立100周年博覧会で金メダルを獲得した。この会社は3,500万個以上の腕時計、柱時計、器具を生産したが、1957年に廃業した。