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トレヴィの泉

ラツィオ州 / イタリア

トレヴィの泉(トレヴィのいずみ、イタリア語: Fontana di Trevi)は、ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)である。ローマでも有数の観光名所として賑わっている。トレビの泉、トレドの泉とも呼称される。ポーリ宮殿(Palazzo Poli)の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るネプトゥーヌス(ポセイドーン)が立ち、左に豊饒の女神ケレース(デーメーテール)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されている。これら池全体の造作はニコラ・サルヴィ(Nicola Salvi)の原案でピエトロ・ブラッチ(Pietro Bracci)が制作した。 なお、トレヴィの語源については諸説あり、『ローマの水道と噴水』の著者チェーザレ・ドノーフリオによればかつて存在した地名トレビウム に由来するというが、一般的にはトリーヴィオ(Trivio。ラテン語ならトリウィウム )すなわち「3つの道」、「三叉路」が語源と考えられている。

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