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モスクワ / ロシア

モスクワ(ロシア語:Москва́ IPA: [mɐˈskva] マスクヴァー、 発音)は、ロシア連邦の首都。連邦市として市単独で連邦を構成する83の連邦構成主体のひとつとなっており、周囲を占めるモスクワ州の州都でもある。ただし州とは区別され「モスクワ市(Город Москва)」となる。 人口は約1,268万人でヨーロッパ最大であり、有力な世界都市である。漢字による当て字は莫斯科。英語で発音した場合には、アメリカではマスカウ、イギリスではモスコウ(Moscow [米:mάskaʊ][英:mɒskoʊ])のようになる。

トレチャコフ美術館

モスクワ / ロシア

国立トレチャコフ美術館(露: Государственная Третьяковская галерея, 略称:ГТГ, 英: The State Tretyakov Gallery)は、ロシア、モスクワにある美術館。世界有数のロシアファインアートのコレクションで知られる。

プーシキン美術館

モスクワ / ロシア

プーシキン美術館(プーシキンびじゅつかん、正式名称:国立A.S.プーシキン造形美術館、Государственный музей изобразительных искусств имени А. С. Пушкина, Pushkin State Museum of Fine Arts)は、ロシア、モスクワにある美術館。モスクワの救世主ハリストス大聖堂の北、ヴォルホンカ通りをはさんだ場所にあり、ヨーロッパ最大の美術館であり、収蔵品の数は約10万点でエルミタージュ美術館に次ぐ世界2位。 本美術館は本館のほか、19〜20世紀ヨーロッパ・アメリカ美術ギャラリーと呼ばれる別館、青少年芸術教育センターなどの建物から構成されている。このうち本館では、古代エジプトから19世紀初頭フランスまでの各種美術品が所蔵され、19〜20世紀ヨーロッパ・アメリカ美術ギャラリーでは、フランスを中心とする印象派およびポスト印象派の絵画作品を中心に展示している。

生神女福音大聖堂 (モスクワ)

モスクワ / ロシア

モスクワのクレムリンにある生神女福音大聖堂(しょうしんじょふくいんだいせいどう、Благовещенский собор、Cathedral of the Annunciation)は、生神女福音祭を記憶するロシア正教会の大聖堂である。ブラゴヴェシェンスキー大聖堂ないしブラゴヴェシェンスキー寺院(いずれもБлаговещенский соборから、前半部を片仮名で転写したもの)とも呼ばれるが、これは「生神女福音祭」を表す"Благовещенский"に由来するロシア語名である。 生神女(しょうしんじょ)とは正教会において聖母マリアを指す"Θεοτόκος"(ギリシャ語:セオトコス)"・Богородица"(教会スラヴ語:ボゴロージツァ)といった「神を生みし女」「神の母」を意味する各言語における称号の、日本正教会における直訳的な訳語である。 生神女福音祭とは生神女マリヤにイイスス・ハリストスが宿ったことが天使から告げられたことを記憶する祭であり、これを記憶するのが生神女福音聖堂である。カトリック教会の受胎告知に相当するが、正教会では「受胎告知」の語彙は用いられず、従って正教会の聖堂に「受胎告知聖堂」などの訳語を当てるのは適切ではない。

赤の広場

モスクワ / ロシア

赤の広場(あかのひろば、ロシア語:Красная площадьクラースナヤ・プローシシャチ)は、ロシアの首都モスクワの都心部にある広場である。長さは695m、平均道幅は130m、面積は7万3,000m2。 「赤」はソビエト連邦の社会主義に起因するものではなく、元々ロシア語では「美しい」という意味もあり、広場の名前は本来「美しい広場」というものであった。広場は北西から南東に長く、南西側にはスターリンやブレジネフ、アンドロポフなどのソ連指導者の他、ガガーリン、片山潜などが眠るクレムリンの城壁とその中の大統領官邸、城壁に接しているレーニンの遺体が保存展示されているレーニン廟および重要人物が埋葬されているクレムリンの壁墓所、北東側にはグム百貨店、北西端には国立歴史博物館とヴァスクレセンスキー門、南東端には葱坊主の屋根の聖ワシリイ大聖堂と処刑場・布告台だったロブノエ・メストがある。 国家行事を含むモスクワの重要なイベントが行われる場所でもある。2006年からは冬期にグムがスケートリンクなどを開いている。